2005年スタートの際は今のサロンの2F部分だけの小さな空間。
ベッドは2席。
これからどうなるんだろうと、不安ばかりでしたね。
そこに夜になればマットを引いて寝ている状態でしたから。
サロンと言っても住居兼の小さな小さな場所でした。
私一人でスタートし、日々ただがむしゃらで、一生懸命でした。
他の何も目に入りませんでしたね。
今、考えれば病気にならなかったのが不思議なくらいです。
施術、
スクールで生徒に教える、
準備、テキスト制作、
お客様の対応から、電話の応対、
銀行まで、全て一人でこなしていました。
どうにもこうにも回らない、
1年半で本当に飽和状態になってしまいました。
さすがの私も「もうだめ、無理〜〜っ!!」と弱音を吐く始末。
もう、自分がただ頑張ればそれでいい、という問題ではなくなってしまったのです。
大切なお客様にも、技術を学びに来てくれている生徒さんたちにも迷惑がかかる様になってしまっていたから。
どうしよう?
そう思っていたら、なんと同じビルの地下の店舗が「ここ空くけどどお?」
と言わんばかりに空いたのです。
信じられませんでした。
早速見に行ってみると、広さ、内装、どれを取っても最高。
文句の付けようがありませんでした。
「これならできる!」
この時、“強い確信”が私の中に現れたのです。
当時、世間ではアイラッシュのBIG WAVEが来ていました。
一技術者として、そして経営者として私はどうしても、この波に乗りたかった。
でも、周囲からは「時間もないし、そんなに急にやらない方がいい」
との声もありました。
正直、不安もありました。
でも、一度決めたら覆したくない私の性格。
だって、座右の銘は
「有言実行」
なんですもの。
やれない事はない!
私は決めたのです。そして、強い、強い、「覚悟」をしたのです。
それからは考える事が山盛りでした。
1 人材を集め育てる事
2 サロンの雰囲気作り、設備探し
3 WEB作成
4 会社組織について
本当に毎日が必死でした。
これからスタートする新しい希望に向かってのワクワク感と
自分が代表という責任を感じながら準備を進めていったのでした。
Chapter 4へ続く
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