Chapter 2
「そ、そんな…学校が、会社がなくなってしまうってどういうこと?」
その時まだ私は一講師。
経営のことなんて全くわかりません
色々な事情が重なって、閉めざるを得なくなってしまったようでした。
でも、この時に学んだことは本当に大きかったですね。
教える立場になるということは、
自分が本当に納得していないと教えられない。
結果的に多くのライセンスを取得することになったのですが、
私的にはライセンスは必要なかったですね。
何が必要って、それは「知識」
それが欲しかったんです。
どんな質問が来ても全て答えられる。そうなりたかった。
学校でも勉強し、自宅に帰ってからは「家庭の医学」という本に必要なところへ片っ端から線を引いて覚えました。
目は感染症がうつりやすい箇所でもあり、身体の中でも最も敏感な部分です。
医学的知識が不可欠なのです。
お客様に何かがあってからでは困るのです。
必要以上にとことんやりました。
でも学ぶのが本当に楽しくて仕方なかった。
自分の知識が増えると一つまた階段を上がった気がしたんです。
今、考えてみれば本当に一段あがっていたんですね。
知識的にも、自分の成功の道にも。
結局、数多くのお客様や百数十名の生徒さんたちをそのままにできないので、
「私が引き継いで会社をスタートさせよう!」そう決意しました。
まずは物件探し。
オープンに向けて準備が始まります。
やらなければ行けないことが山のようにありました。
「本当に私ができるんだろうか?経営なんてしたことないのに」
「でも、私がやらないで誰がやるの?」
期待と不安が共存するなかで、
強く自分のやりたいことをイメージし行動しました。
そしてついに2005年4月7日にオープンしたのです。
続きはChapter 3で。
コメント